「浮腫(むくみ)」の原因
浮腫(むくみ)は、体内の水分バランスが崩れることが原因で起こる症状です。妊娠により胎児・胎盤循環を保持するために循環血液量の増加が起こり、むくみが出やすくなります。また塩分の取りすぎや運動不足、ストレスなどが引き金となって起こることもあります。妊娠中は大きくなる子宮によって、血管が圧迫されやすく特に下肢の血流が滞りがちです。下肢以外でも手のしびれや耳閉感や耳鳴り、鼻血が出やすい、コンタクトレンズが合わなくなる、肌荒れトラブルなどがみられます。
循環血液量の増加は、妊娠高血圧症候群の発症につながることもありますが、浮腫(むくみ)をとろうと飲水制限をするとかえって発症を早めたり、重症になることもありますので、飲水は十分にとるようにしましょう。また浮腫(むくみ)がひどい場合は医師に相談をしましょう。

「浮腫(むくみ)」のセルフケア
妊娠中のむくみ解消には以下の方法がおすすめです。

・長時間の立ちっぱなしや椅子に座りっぱなしの姿勢にならないようにする。着圧ソックスの着用する。
・下肢にむくみが出たら、なるべく足を高い位置にあげて休む。
・足のマッサージや体調に合わせ軽いウィーキングで血流を整える。
・なるべく湯船につかる。(ぬるめ38~40℃で約10分間)
・くるぶしまである靴下で冷えを予防。(夏でも冷房で冷えの原因に)
・塩分の取りすぎに気を付ける。(1日の目安6.5g) 煮る→蒸す かける→つける など薄味を心がける。
・塩分の排出を促すカリウムを多く含む食品を摂る。(ほうれん草、ブロッコリー、アボカド、イモ類、豆類など)
・締め付けの少ない下着や衣類を選ぶ。(知らず知らずのうちに血流が悪くなっているかも。早めからマタニティ用の下着に切り替えを。)