〇 熱中症かも…どう応急処置をしたらいいの?
熱中症かなと思ったら、ポイントは
①からだを冷やす
屋外の場合は、日陰などの涼しい場所に移動する、室内ではエアコンの効いた場所に移動することが鉄則です。次に体にこもっている熱を下げるために、太い血管のある首、わきの下、脚の付け根を保冷剤や氷のう(タオルなどで包む)などで冷やします。体を少し濡れたタオルで拭いて、うちわで仰いであげましょう。気化熱で熱がよく放散します。服、くつ、くつ下を脱がせることも良いでしょう。冷却シートで熱は下がりません。
②水分を与える
<乳児の場合>
母乳やミルクを飲ませてあげましょう。母乳やミルクには水分、塩分、糖分など赤ちゃんに必要なものがすべて入っています。
<幼児の場合>
乳幼児用のイオン飲料、いつも飲んでいる麦茶などでよいでしょう。
それでもぐったりしているときは、経口補水液も一つの選択肢です。経口補水液はスポーツ飲料に比べ、塩分濃度が高いため、ふだんの水分補給や熱中症の予防には向きませんので、気をつけましょう。
〇 熱中症予防のために、食事に塩分足したほうがいいの?
脱水が進んでいるときに、水分と一緒に塩分を与えることは大事ですが、前もって塩分をとることに、熱中症の予防効果はありませんので、さらに塩分を加えなくてもよいです。
〇 病院受診はしたほうがいいの?
いつもの様子との違いに注意しましょう。苦しそうにしている、受け答えがおかしい、目がなかなか合わないなど、いつもと違うのは大事なサインです。熱中症が考えられるときは、受診したほうがよいでしょう。吐いたり、意識がもうろうとしているときは、救急車を呼ぶなど、救急で受診することを考えてください。
〇 暑い夏、外出時に気を付けることは?
服装に気を付けるとよいでしょう。直射日光が当たると、体の表面が熱くなり、体温が上がってしまいます。
日差しが強いときは、通気性の良い素材の長袖を着せる、特に頭は熱を受けやすいので、帽子をかぶりましょう。
水分をこまめにとり、保冷剤を持ち歩いて、暑そうにしているときは首のあたりを冷やしてあげるとよいでしょう。
ベビーカーやチャイルドシート内は、気温が高くなくても温度が急激に上昇します。大切な命を守るため、「少しだけだから」は禁物です。必ず子どもと一緒に行動しましょう。