新宮町こども家庭センターはぐうるには、きょうだいどうし、親子のかかわりについての育児相談が多く寄せられます。
「上の子が赤ちゃん返りをして困っている」
「上の子をかわいいと思えなくなった」
「どの子も平等にかかわってあげられない」
など、一人の子育てとは違う悩みも出てくるのではないでしょうか。
今回はきょうだい一人一人を健やかに育むためのかかわり方や声かけのポイントについてお伝えします。
〇赤ちゃん返りの対応どうすればいいの?
上の子は親をとられたと感じて不安になる…嫉妬心が生まれることがあります。不安な気持ちが満たされず、「哺乳ビンでミルクを飲みたい」「おむつをしたい」というような赤ちゃん返りの行動がみられます。思い通りにいかないという初めての経験かもしれませんね。上の子には、例えば下の子が寝ている間に絵本を読んであげたり、パパがいるときは、お風呂に一緒に入ろうと誘ったり、「パパママの大好きな○○ちゃん」と伝えて上の子にとっての「あなただけの時間」をつくってあげましょう。「本当はできるけどやってほしいんだよね。さみしくなったの?」と気持ちを整理して言葉で伝えることも大切です。また下の子のお世話をしたら「おかげで助かったわ」とほめてあげることで、上の子としての誇りを持ち、嫉妬感情ではない関係もつくられていきます。
〇上の子をかわいいと思えなくなった、上の子につい厳しくしてしまう・・・
赤ちゃんを守りたいと思うのは動物の本能なので、親がこのような感情を持つのはごく自然なことです。例えば、お母さんが赤ちゃんのお世話をしていると大声で騒いだり、叩いたりして邪魔をしてくることがあります。「赤ちゃんのお世話をしているから待っててね」と、困った行動をしても反応せず、淡々と対応しましょう。たとえ待てなくても「待っていてくれてありがとう」と伝え、そのあと要求に応えてあげることが大切です。
〇きょうだいげんか、どう仲裁すればいいの?
ケンカはささいなことから始まるものですが、つい上の子にがまんをさせることも多いのではないでしょうか。「どちらが悪い」「あやまりなさい」のように裁くことは考えず、基本はきょうだいのコミュニケーションを手伝ってあげましょう。「どうしたの?」「そうだったんだね。」「〇〇と思っているよ」「悲しいね」などとお互いの気持ちを聞いて代弁してあげると気持ちとことばがつながっていきます。親も仲裁ばかりは疲れます。解決方法を学ぶいい機会でもあるため、ある程度は子ども達にまかせ見守りましょう。
毎回同じように関わることは難しく、すぐに変わらないこともあると思いますが、きょうだいで仲よく遊んだり、お世話したりと微笑ましい姿もたくさん見ることができます。子どもがいると生活が楽しく豊かになるメリットを感じながら、上手にきょうだいの関係を育てていきましょう。