1歳代後半になると自我が芽生え、自分でやりたいと主張したり、うまくできずにかんしゃくを起こすことがよくあります。まだ自分の気持ちを言葉で上手く表現できない時期なので、子どもは「イヤ」ということで表現しています。今回はイヤイヤ期のかかわり方についてお伝えします。
〇イヤイヤ期の声かけのポイント
イヤイヤ期が始まったら、上手に気持ちの切り替えができるようにお手伝いしてあげましょう。子どもの「イヤ」と思う気持ちは、大人からすれば些細なことかもしれません。理由は何にしても、子どもにとって自分が「イヤ」と思っている気持ちに共感してもらえるとうれしいものです。「〇〇したんだね」と言葉に置き換えると、気持ちをおさめやすくなります。また、自我の芽生えとともに探求心も旺盛になってきます。自分でやりたいことが増えてきますが、上手くできずに「お着がえイヤ!」「食べるのイヤ!」など、イヤイヤモードに突入することもあります。子どもの「やりたい」という気持ちを満たせるように、少し落ち着いた頃を見計らって「お洋服どっちがいい?」など選択肢を与えたり、「お着がえとごはんどっちからする?」など順番を考えさせたりすると、自分で選んだ満足感から気持ちを切り替えやすくなります。
〇イヤイヤ期の親の心構え
本当に危ないことや人を困らせることをしたときは、その場で何がいけないのか伝えましょう。感情的にならず、「パパママみたいにやってみて」と手本をみせたり、どうすればよかったか示しましょう。子どもの行動が少しずつ変わり、できるようになった部分に目を向けていきましょう。子どもにとってできてうれしいことを家族に認められると、子どもも自信がついて、自然と適切な方法を選べるようになっていきます。
〇イヤイヤ期は子どもの成長の証
イヤイヤ期はどんなことがあっても「自分を理解してくれている」「自分を大切にしてくれている」と子どもが自分自身を認められることを感じて、安心の土台を作る大事な時期です。イヤイヤ期を迎える年齢や期間は個人差があります。親も子育てが思い通りにいかず悩む時期ですが、しっかり親子の信頼関係ができているからこそ、思い切って「イヤイヤ」できるのです。1人で悩まずに周囲に頼りながら、子どもの成長を見守っていきましょう。